歴史と旅(秋田書店)
義経と武蔵坊弁慶

1986.4
特集史論:義経と弁慶が駆け抜けた時代(高橋富雄)
義経と弁慶の名場面
五条大橋の牛若丸と弁慶(村松定孝)/平家討滅戦と義経主従(高野澄)/悲涙、腰越状(安西篤子)/堀河夜討ちに弁慶奮戦(駒敏郎)/大物浦と雪の吉野の逃避行(徳永真一郎)/安宅関の勧進帳(久保田淳)/壮烈、弁慶の立往生(三好京三)
私説弁慶論 越え去り行く主従(小中陽太郎)
     〜陰性な義経を励まして生きる陽性な弁慶の生きざまを描く
弁慶出生の謎を探る(神坂次郎)
     〜一代の英雄にふさわしく史実と虚構の間に揺らぐ誕生の謎
特別寄稿:中村吉右衛門・杉山義法
弁慶は義経の軍師だった(柚木俊一郎)/若武者義経の郎党たち(神谷次郎)/川柳に描かれた弁慶(石川一郎)/諸史料に見る弁慶の実像(小林弘邦)
カラー口絵:義経東下り絵巻
グラビア:義経・弁慶の活躍の舞台を往く
諸国弁慶伝説地考(加藤宦j
それからの義経と弁慶(佐々木勝三)

歴史街道(PHP)
源義経と頼朝
〜何が二人を
引き裂いたのか〜

1993.8
<源平の争乱を制し、新しい時代への扉を開いた源頼朝・義経兄弟。革命家と軍事の天才による理想的な共同体制は、なぜ、兄による弟殺害という悲劇とともに崩壊したのか。>
これは兄と弟の争いではない(永井路子)
ほんとは義経が旗頭になるはずだった(中津文彦)
空回りした熱い「情」と冷めた「理」(難波利三)
王者のオーラ対アウトローの輝き(山崎洋子)
コラム:頼朝・義経と血を分けた七人の兄弟
日本史に見る
「勝ち組」と「負け組」
〜明暗を分けたもの〜


2000.3
源頼朝と源義経――「偉人」と「捨て駒」とを分けたもの(戸部新十郎)
その他には…
足利尊氏と新田義貞、連合艦隊とバルチック艦隊など

源義経と平清盛

〜激動の時代に
光芒を放った男たち


2005.2
第一部「武者の世」の幕開け
対談:二人の英雄を生んだ「源平の時代」(佐藤和彦/杉本苑子)
「平家の流儀」と気配りでつかんだもの(高橋直樹)
東アジアとつながる海上国家への挑戦(神木哲男)
源氏復活の夢を抱きつづけた少年時代(西本鶏介)
一ノ谷、屋島、壇ノ浦 ただ戦うことのみに人生を賭けて(八尋舜右)
弁慶、頼朝、知盛…個性あふれるライバルたち(楠戸義昭)
今も語り継がれる「義経伝説」の謎(中津文彦)
ビジュアルデータ:図解・源平争乱への道/義経・清盛人生年表/九年間の戦いの軌跡
コラム:まだまだいる魅力的な名脇役/清盛熱病の怪/京都にゆかりの地を訪ねて
第二部 源平時代をより楽しむために
常盤御前、静御前から二位尼平時子まで 義経・清盛の人生を彩った女性たち(小石房子)
NHK大河ドラマ前半の楽しみ方(「義経」チーフプロデューサー諏訪部章夫)
大人になりきれなかった男だけど、そこが好き(「義経」主演滝沢秀明)
グラフィティ:華麗なる武具(榎本保行)/この時代の衣装(小泉清子)
人間関係図・二人をめぐる女性たち/知るための本

太陽(平凡社)
伝説・源義経

1972.9
<我が国の歴史において、源義経ほど英雄の名に値する人物も少ない。源平合戦における源氏勝利の立役者でありながら、その赫々たる武勲とはあまりにもうらはらな悲劇の末路をたどることになったこの英雄について、人びとは、自らの夢と希望をこめて、さまざまの伝説を残した>
義経逃避行(村上元三)
落魄の里程 「義経記」幻想紀行(松永伍一)
中尊寺回顧(今東光)
甦った英雄の足跡(秋元松代)
落ちゆく主従(写真・長野重一)
終焉の地 平泉(写真・高梨豊)
義経は生きていた(写真・高梨豊)
舞台の義経 歌舞伎・文楽・能(郡司正勝)
特集小説:文治二年閏七月 風曜日の訪問(田岡典夫/絵・宮田雅之)
今月の人:佐々木勝三〜正統派判官びいき〜 (写真・南良和)
特集ガイド:義経伝説を追って
弁慶伝説を訪ねる

1986.5
巻頭言:変幻自在(木下順二/絵・原田維夫)
義経記の旅〜弁慶の生誕から死まで〜(文・立松和平/写真・渡部雄吉)
  弁慶生誕の事/荒ぶる山法師の事/義経と出会う事/北国落ちの事/奥州入りの事/衣川立往生の事
他界を往く人〜弁慶の精神史〜(立松和平)
中世を遍歴した人びと(解説・藤原良章)
  熊野詣での人びと/修験者と山法師/白拍子と遊女/物売りの人びと/金屋
弁慶像の変遷(文・山本吉左右)
  七つ道具/顔と装束
諸国弁慶づくし(監修・山本吉左右)
檜舞台に立った弁慶(文・白洲正子/写真・吉越立雄・林嘉吉)
  能/文楽/歌舞伎

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